12月初旬に東北へ行く機会があり、初めてくりはら田園鉄道跡である
若柳駅に訪れてみました。
この駅は廃線化後に、鉄道公園化され、当時走っていた車両が展示され、駅舎も復元・保存されています。
車両は動態保存されており、毎月第2日曜日に乗車会があるようですが、今は時期的にないみたいです。
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若柳駅 |
くりはら田園鉄道は2007年まで営業していた会社です。
1921年に栗原電鉄として 開業しました。1950年に電化しましたが、その後の乗客人数低下や老朽化などにより、非電化へ逆戻り。
1995年には第三セクターとして「
くりはら田園鉄道」 とナを変え、地元民に愛されながら走っていました。しかし、その後も乗客低下は続き、2007年に廃止となってしまいました。
しかし、地元民に愛されていた会社であり、このようにたくさんの車両たちと駅舎が保存されました。
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KD95形気動車(952) |
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駅の西側 |
線路は駅構内を除き撤去され、駅横の県道を堺に2分割されています。
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枕木信号機 |
地元民の方からお話を聞くことが出来ましたが、この枕木信号機、日本ではもうこの場所でしか見られないそうです。駅構内と線でつながっており、遠隔操作で動かすことができるそうです。この西側だけでなく、東側にも同じ物があり、それは乗車会の時に動作が見られるようです。
この付近から線路が残っており、近くで見ることができます。
地元民のお話で、「今も手動で動かせる」ということなので、動かしてみました。
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赤信号 |
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青信号 |
この信号の近くの民家には こんな標識がありました。
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倉庫のようにしておいてある貨車 |
貨車が置いてありました。
形式はわからないんですが、何形なんでしょう?
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駅名票 |
駅舎の写真を撮り忘れましたが、綺麗に再現されてありました。
駅舎内は廃線となった2007年の時のままで、時刻表などが残っていました。
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乗車会のお知らせ。今年はすでに終わってしまいました。 | |
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時刻表 |
いよいよ車両を見ていきます。
乗車会日ではないので、駅構外から見ていきます。
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ED20形(ED203) |
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M15形電車(M153)と駅舎 | |
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M15形電車とED20形 |
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KD10形気動車 |
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M15形電車(横から見た) |
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KD95形気動車(951) |
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KD10形気動車 |
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KD10形気動車の台車。2軸車である。 | |
たくさんの車両が綺麗に塗り直され、展示されていました。
廃線化後に、ここまでする会社もなかなか無いんじゃないでしょうか。
駅横にはこんな社宅が残っていました。
来年にはきっとまた乗車会をやるでしょうから、その時に見に来てみたいものです。
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ttp://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2010/04/post_1241.html
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