2012/09/09

千葉の秘境駅・東成田駅

秘境駅
・・・それは山奥の閉ざされた場所に、ほとんど利用されることのない駅のことです。飯田線の小和田駅土讃線坪尻駅などがその例です。

今回訪れたのは、そう千葉県!!

ん?こんなところに秘境駅あるの??と思われた方、あるんです!!w

場所は成田空港

こんな場所にひっそりと存在するのが、芝山鉄道(管轄は京成電鉄)の東成田駅である。
この駅は1978年に誕生した。つまり成田空港の開業年である。 
そう、元々はこの駅は成田空港駅だったのだ。

1991年に現在の成田空港駅が開業し、この駅は東成田駅となったのだ。
この駅から成田空港へは少し離れた場所にあり、当時は連絡バスが運行されていた。
そして、連絡通路がありそこから直接歩いて行くことも出来た。
この通路は現在もしっかり存在しており、今回の目的はそこを歩くことなのである。
最も、廃墟マニアでもある私としては駅自体もとても興味深いがw

その東成田駅へは、京成成田駅から芝山鉄道芝山千代田行きの電車に乗る。


 お盆の時期ということもあり、自分以外にも人は乗っているがいつもであったら1編成中自分だけということもあるらしい。ものすごく速いスピードで田園風景の中をしばらく突き進み、トンネルの中へ入ると、東成田駅である。








 駅で降りた人は私以外に2人!!おそらく空港関係者であろう。
 もちろんご覧のとおり、駅構内には人っ子ひとりいない・・・

 画像左側には現在は使われていないもうひとつのホームが存在している。この駅は、2面4線なのである。




 そちら側のホームにはこのようにちゃんと以前の駅名の看板が残っている。他にも当時の広告などが残っている。
 階段を登り、コンコースへと出てみる。




なんとも言えない殺風景である。
いたるところが封鎖されており、なんだかキてはいけない場所に来てしまった感じがする。


売店だろうか?
もちろん営業はしていないw
封鎖された壁に隙間があるのでカメラで撮影してみる。


すると、広々とした空間があり、看板などが空港っぽさを出している気がする。




 いよいよ改札を出てみる。
 ここは京成の駅でもあるので、PASMOがちゃんと使える。ちなみにお隣の芝山千代田駅は使うことが出来ない。
 改札は3基あるが、正直1基でも十分な気がするw




改札を出ると、そこはコンコース!!
この広さが、空港駅であったことを証明してくれる。




壁には絵があるが、今となってはほとんど誰にもみられない代物となってしまった。
こちら側の柵の中も覗いてみる。




もう、ただの物置と化していたw

今度は地上へと上がってみよう


エスカレーターは当然動いていないw
動いていないエスカレーターは非常に歩きにくかった・・・

地上に出ると、連絡バスなのか、バスが停車していた。
が、人はまったく居ない・・・

駅周辺はこのような感じ。

駅名看板
検問所というのが、またなんとも言えない廃墟感を醸し出している
さぁ、コンコースへと戻りいよいよ成田空港へと進んでみる


 連絡口のスタートはこのような感じ
もちろん私の周りには誰もいないし、向こうから歩いてくる感じもしない




看板を見ると、途中で折れ曲がって進んでいくようである。
約500mの未知なる旅??が始まるw




進んでも進んでも、このような景色が続いている・・・
壁に広告枠があるが、 入っていないか地元のお祭の紹介(しかも終わってるやつw)が張られていた。



 真ん中辺りまで来たが、全然変化ない景色が続いている。
 思ったことなのだが、この通路には傾斜がついていてしかも前半は下りだったが、後半はかなりの上り坂であった。こんなところを当時の人はカートを押して来ていたのだろうか?だとしたら凄いと思う。


そしてようやく出口へ着いた。時間は10分程だろうか


 先ほどまでの空間が嘘のように、そこには成田空港が存在していた(当たり前なのだがw)


逆側の入り口はこのような感じであった。
ちなみに成田空港の案内図には、この入口及び連絡通路は書かれていない。
まぁ当然使う人も居ないからいいと思うのだが。

 こうして今回の旅は終わりました。チャンチャン


~おまけ~





空港内を走るシャトル(新交通システム)です。
水平式エレベーターのような扱いになっていますが、れっきとした鉄道ですね。









番外編~B787に乗る~


全然鉄道とは関係ないが、鉄道だけでなく飛行機や車も大好きな自分。
今回、広島まで飛行機で行ったのでその時の様子を書きます。

今回乗ったのは、最新鋭のボーイング787!!

搭乗するのは 、広島行きANA677便。羽田12時発で、広島に13時20分到着予定です。

羽田空港へ行くと、まさかの502番ゲート!汗
ここの場合、バスに乗らなきゃいけないんです・・・
バスは嫌いじゃないんですが、  この日はあいにくの雨。
なるべくなら濡れたくないですし。


搭乗前の502番ゲート
ブレているが、今回搭乗予定の案内
搭乗案内に従ってバスに乗り、いよいよ787に乗り込みます!






明るく、開放的な機内(※上空で撮影)
席は中程の位置に指定しました。
日曜日でしたので、機内はほぼ満席状態
これならゆっくり機内を見れそうです。

羽田ですので、だいぶ出発が遅れ、12時半ごろにようやくテイクオフ!!
それから15分ほどしてベルトサインが消えたので、カメラを取り出し撮影していきます。

全席にモニター付き。リモコンもあります。
リモコンはこんな感じ。使いやすく配置されています。
リモコンの裏側にはキーボードが!それにゲーム用のボタンまである!!
 モニターでは、映画や現在地の表示などが見れ、海外の旅行では退屈しなさそうです。
また、最初の時に言語選択ができるので、日本人でなくとも操作出来るようになってます。ただし、説明書などはありますが、スマホなどを普段使っている人を除いて、なかなか使いこなしにくいとは思います。

ホーム画面。いろいろなことが出来そう・・・

USB端子
 またUSBが挿せるので、ベルトサインが消えていても自分の持つ音楽を聞くことができます。(ただしUSBメモリーでないとダメです。iPhoneとかだと電磁波とか発してるので・・・) それに、充電にも使えそうですね。


 この日は見れませんでしたが、機内の照明がレインボーに切り替わったりするそうです。

この他に写真はないが、窓のブラインドを省略した代わりに、窓の濃さを調節できる機能や、トイレのウォシュレット機能など、新しい機能が満載されています。

飛行機を利用される際は、ぜひこのボーイング787を利用してはいかがでしょうか?